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お盆とお彼岸

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仏教では、先祖を供養する大切な年中行事として、夏のお盆と春と秋のお彼岸があります。新仏(しんぼとけ)のある家では、特に丁寧に供養するのがしきたりになっています。

<新盆>

お盆は正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。たくさんの食物を備えて冥土における祖先の苦しみを救おうとする仏事が、先祖の霊が自宅へ帰ってくる日へと変化してきたものです。

新盆を迎える家では、盆の入りの2、3日前までにお墓を清掃し、家の仏壇もきれいに清め、仏壇の前に精霊棚をつくります。精霊棚にはいろいろな供物を備えますが、故人が生前好きだった食べ物なども供えます。迎え盆の日には、故人が帰ってきやすいように、門前などで火をたいて迎え火をする風習があります。

新仏のある家では僧侶を呼んで読経してもらいます。読経が終わったら、仏への供養の意味で食事を取るのがならわしとなっています。

<お彼岸>

お彼岸は年2回春と秋にありますが、それぞれ「春分の日」「秋分の日」を中日に、前後3日間合計1週間ずつの期間です。

お彼岸の本来の意味はこの季節は日本の四季の中でも暑くもなく寒くもなく、最も過ごしやすい時期なので、この時期のせめて数日間は、み仏のおられる彼岸を思って、読経したり、精進して修行をしようというものです。そして、この行事は、本場インドにも中国にもなく、日本独自の行事です。

故人がなくなった初めての彼岸には、僧侶を招いて読経をしてもらうこともあります。 お盆にしてもお彼岸にしても僧侶は忙しい時期なので、僧侶に読経してもらいたい時には早めに依頼しておきましょう。

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